生理用品のポーチの中身は?中身がバレないポーチの持ち運び方も解説

「生理用品のポーチの中身って何を入れたらいいの?」
「中身が見えないように、どうやって自然に持ち歩けばいいの?」

生理を快適に過ごすための便利アイテムは多くありますが、選択肢が多い分「自分に何が必要なのかわからない」と悩む方も少なくありません。

また、生理は決して恥ずかしいものでも、隠さなくてはならないものでもありませんが、できるだけサニタリーポーチであることを知られたくないという方もいらっしゃいます。

こうした方に向けて、この記事では生理用品ポーチに入れておきたい基本アイテムや、周りに気づかれずに持ち運ぶ工夫を解説します。

生理用ポーチの中身に迷っている方、持ち運びの際に人目が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

 


もくじ

生理用品のポーチの中身を紹介!基本的な3つのアイテム

  • 予備の生理用品
  • 生理用ショーツ
  • 透けにくく臭いが漏れにくいポリ袋

月経カップ使用中の方が生理用品のポーチに入れておくと便利なアイテム

  • 使い捨てナプキン
  • ポケットティッシュ
  • ウエットティッシュ
  • 予備の月経カップ
  • 月経カップ用ケース

生理用品のポーチの持ち運び方|中身がわからない工夫

  • メイクポーチに入れて持ち運ぶ
  • バッグに入れて持ち運ぶ

生理用品のポーチの中身に関するよくある質問

  • 生理痛がつらいです。生理用ポーチに鎮痛剤を入れてもいいですか?
  • 生理用品と化粧品を同じポーチに入れてもいいですか

まとめ

 

生理用品のポーチの中身を紹介!基本的な3つのアイテム

生理用品のポーチに入れておく基本アイテムは、以下の3つです。

  • 予備の生理用品

  • 生理用ショーツ

  • 透けにくく臭いが漏れにくいポリ袋

生理中は、経血が漏れてしまったり汚れたショーツの処理に困ったりとトラブルを抱えがちです。
そんなトラブルを少しでも軽減できるアイテムを、くわしく見ていきましょう。

1.予備の生理用品

生理期間を安心して過ごせるよう、交換用の生理用品をいくつか準備しておくことをおすすめします。
以下はあくまで目安ですので、ご自身の状況に合わせて調整してください。

  • ナプキン:3枚

  • タンポン:3個

  • 月経カップ:1個

たとえば経血量が多い方は、ナプキンやタンポンを1〜2個多めに用意したり、吸水量の多いものを足したりするのもよいかもしれません。

こまめに交換したい方も同様に、少し多めに準備しておくと安心です。

もちろん、タンポンや月経カップを使用しない方もいらっしゃると思います。
その場合は、ナプキンをその分多めに準備しておくとよいでしょう。

2.生理用ショーツ

生理用ショーツは、予定外に生理が始まってしまったり、下着が経血で汚れてしまったりした場合に備えて、ポーチに一枚入れておくと心強いアイテムです。

生理用ショーツは、経血が漏れにくく、万が一漏れてもほかの衣類への染み出しを抑えやすい構造になっています。
そのため、普段お使いのショーツよりも、漏れの被害を最小限に食い止められます

生理は、ある程度の周期は予測できるものの、予期せず始まることも少なくありません。

そんなときでも、生理用ショーツを一枚持っていれば、汚れた下着を履き続ける必要がなく、デリケートゾーンを清潔に保てます。

3.透けにくく臭いが漏れにくいポリ袋

使用済みの下着を入れるのに便利なのがポリ袋です。
万が一、経血で汚れてしまっても、ほかの持ち物と分けて保管できます

また、外出先のトイレでは、使用済みのナプキンを捨てる際に、サニタリーボックスが見当たらなかったり、満杯で使えなかったりすることもあるかもしれません。

こうしたときでもポリ袋を持っていれば、使用済みのナプキンをすぐに密封して一時的に持ち帰れるため、不安が軽減されます。

ポリ袋は、中身が見えにくく、臭い漏れを防ぐ効果のあるものがおすすめです。
ふとしたときに落としてしまった場合でも、中身が見えたり臭いが漏れたりするのを防いでくれます。

ベビー用の消臭おむつ処理袋も活用できますし、最近ではカラフルな柄付きやおしゃれなデザインの製品も増えていますので、お好みのものを選んでみてください。

あわせて読みたい:タンポンをトイレに流すのはNG?|ダメな理由と使用する注意点を解説

月経カップ使用中の方が生理用品のポーチに入れておくと便利なアイテム

月経カップは基本的に予備を持ち歩く必要がないため、サニタリーポーチを持っている方は少ないかもしれません。

しかし、基本アイテムにくわえて以下の5つを一緒に持っておくと、月経カップを交換するときやカップが汚れてしまったときに便利です。

  • 使い捨てナプキン

  • ポケットティッシュ

  • ウエットティッシュ

  • 予備の月経カップ

  • 月経カップ用ケース

くわしく見ていきましょう。

使い捨てナプキン

月経カップの再挿入に不安がある場合は、使い捨てナプキンを数枚もっておくと安心です。
外出先での交換は、慣れてしまえば簡単ですが、それまでは自宅とは異なる環境のため、スムーズにいかないことがあるかもしれません。
うまく挿入できずに焦ってしまうと、さらに手間取ることにつながりかねません。

そんなときは無理にカップを使い続けようとせず、一時的にナプキンに切り替えるのも方法の一つです。

なかなか再挿入がうまくいかないときはナプキンで対応し、時間をおいてから改めて月経カップの挿入を試みてみるとよいでしょう。

あわせて読みたい:月経カップは漏れる?漏れにくい装着方法とコツ、快適に過ごす方法

ポケットティッシュ

ポケットティッシュは、月経カップの汚れを拭き取る際に役立つアイテムです。
基本的には、トイレットペーパーで拭きとって問題ありません。

しかし、外出先のトイレによっては残りが少なかったり、紙が切れていたりする場合があります。
そんなときでも、手元にポケットティッシュがあれば対応できます。

普段からポケットティッシュを持ち歩いている方も、ポーチだけを持ってトイレに行くことを想定して生理用品のポーチに入れておくとよいでしょう

ウェットティッシュ

手が経血で汚れてしまった際に、すぐに拭き取れるウェットティッシュは、カップ交換時の強い味方です。

カップの出し入れでは、どうしても手が汚れる可能性があり、そのまま手洗い場へ移動すると、衣服や持ち物を汚してしまうかもしれません。

そんなときウェットティッシュがあれば、の場でサッと汚れを拭き取れるため、周囲への汚れの広がりを防げます
ただし、ウェットティッシュは手指専用として使用しましょう

製品によっては成分が強く、月経カップやデリケートゾーンに使うと、肌トラブルの原因となることがあるためです。
衛生的に過ごすために、ウェットティッシュは「手の汚れを拭くもの」と覚えておきましょう。

あわせて読みたい:手が汚れないか心配?外出先での月経カップの交換方法

予備の月経カップ

いつでも消毒された月経カップを使いたい、狭いトイレでの再装着に不安があると感じる方には、予備の月経カップを携帯するのがおすすめです。

たとえば、トイレが混雑していて周囲が気になるときや急いでいる場面では、カップの取り出しから再装着までを落ち着いておこなえないことがあります

そんなとき、あらかじめ用意しておいた予備の月経カップをもっておけば、スムーズに対応できるかもしれません。

その際、使用済みの月経カップは、トイレットペーパーで汚れを拭き取っておきましょう
これだけでも経血のこびりつきを防ぎやすく、その後の洗浄にも余計な手間はかかりません。
また、うっかり落として使えなくなったときのお守りとしても、予備の月経カップが役立ちます。
こうした「いざ」というときも焦らないために、予備を1つ持っておくことをおすすめします。

月経カップ用のケース

煮沸消毒した予備の月経カップを清潔に持ち歩くには、専用のケースがあると便利です。

たとえば、murmoの月経カップには防水・防臭仕様のポーチが付属しており、外出時にも手軽に携帯できます

汚れがついてもシミになりにくく洗ってくり返し使用できるため、予備カップの収納だけでなく、使用済みのカップを一時的に保管する際にも役立ちます。

においが外に漏れにくい素材が使われているのも、うれしいポイントです。

murmo case(マーモケース)はこちら

生理用品のポーチの持ち運び方|中身がわからない工夫

サニタリーポーチとわかりづらくする工夫には、以下の3つがあります。

  • メイクポーチに入れて持ち運ぶ

  • バッグに入れて持ち運ぶ

職場や学校、外出先など、自身の持ち歩き方に合った方法を選びましょう。

メイクポーチに入れて持ち運ぶ

生理用品や役立つアイテムをメイクポーチに入れて持ち運ぶと、中身が生理用品であると気づかれにくいです。

女性がメイクポーチを持ってトイレに入るのは、身だしなみを整えるためのごく自然な行動です。
そのため、トイレにポーチを持ち込むことを周りが気に留めることはほとんどありません。

メイクポーチは、シンプルなものからおしゃれなデザインのものまで販売されており、自分の好みに合ったデザインを選べるのも魅力です。

バッグに入れて持ち運ぶ

サニタリーポーチをバッグに入れて持ち運ぶことも、中身がわからない方法として有効です。
外出先でバッグを持ったままトイレに入ることは、生理であるかにかかわらず自然な行動です

また、トイレでバッグから生理用品のポーチを取り出せば周りにみられることがないため、生理用品を持ち運んでいることに気づかれる心配はないでしょう。

あわせて読みたい:ナプキンの持ち運びはどうする?職場でまわりにバレない方法を徹底解説

生理用品のポーチの中身に関するよくある質問

生理用ポーチの中身について、よくある質問をまとめました。
生理期間をより安心して快適に過ごすためのヒントとなれたら幸いです。

生理痛がつらいです。生理用ポーチに鎮痛剤を入れてもいいですか?

鎮痛剤をサニタリーポーチに入れて持ち運ぶことは可能です。
ただし、かならずシートに入ったまま持ち歩くようにしてください
一度シートから取り出してしまうと、空気中の成分や湿気にふれて鎮痛薬の品質が低下するおそれがあります。[1][2]

サニタリーポーチに入れる際は、必要な分だけシートごとハサミで切り分けて持ち歩くようにしましょう。

生理用品と化粧品を同じポーチに入れてもいいですか

生理用品は清潔に保つ必要があるため、化粧品とはわけて保管することをおすすめします。化粧品の成分が生理用品に付着し、衛生状態が悪くなる可能性があるためです。

とはいえ、ポーチを二つにわけると、かさばってしまうという悩みもありますよね。
その場合は、仕切り付きのポーチを活用すると、生理用品と化粧品が混ざらず、清潔な状態で持ち運べます

まとめ

生理用ポーチに基本的なアイテムを揃えておくことで、急な生理にも慌てることなく対応でき、安心して過ごせるようになります。

とくに月経カップを使用している方は、予備のカップやナプキンなどを携帯することで、万が一のトラブルにも冷静に対処できるため、より安心感が高まります。

生理は決して恥ずかしいことではありません。

近年では、持ち運びやすいおしゃれなデザインのポーチも増え、生理用品に対する意識も変わりつつあります。

murmoは、生理用品が隠すものではなく、当たり前のものとして受け入れられる社会の実現を心から願っています。

参考文献
[1]薬の保管方法|慶應義塾大学病院
[2]薬を正しく保管するための3つのポイント|厚生労働省・日本薬剤師会

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