月経カップのメリットとデメリット

 

 

「月経カップ」は海外を中心に普及していますが、日本ではまだまだ使用率の低い生理用品です。一方で「月経カップ」自体の認知率は日本でもここ数年で高まっており、使ったことはないけれど名前は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?

murmoもイベントに出展した際に、月経カップは知っていたけれど、よくわからない、さわったこともないという方とお話する機会がとても多いです。

腟に入れるという「月経カップ」の性質上、初めて使う際に不安や疑問を抱く方が多いのは当然だと思います。(筆者もそうでした)そこで、こちらでは、「月経カップ」のメリットとデメリットについて詳しくお伝えします。


「月経カップ」とは?

「月経カップ」は、医療用シリコーンや医療用TPEなどの素材で作られたカップ状の生理用品です。腟内に挿入して経血を溜め、一定時間ごとに(メーカー基準によって時間は異なる)取り出して洗浄して使います。繰り返し使えるため、使い捨てのナプキンやタンポンに比べて環境への負担が少ないことが特徴です。


また、「月経カップ」にはその他にもいくつものメリットがあります。




「月経カップ」のメリット


1.ムレやニオイが気にならなくなる

「月経カップ」は腟内に挿入するため、外部に装着する生理用品で感じやすい、生理用品によるムレやニオイを感じにくくなります。また、外部に装着する生理用品の場合に起きる、濡れた感覚やムレ、酸化することで発生するニオイなどが、物理的に経血が腟内におさまっていることにより解決します。


2.取り替え頻度が減らせる

    「月経カップ」は、一度挿入すれば最大8〜12時間(メーカー基準による)まで使用可能です。これにより、外出時や就寝時など頻繁に取り替える必要がないため、生活の質が向上します。特に忙しい日常生活や旅行中など、頻繁に生理用品を交換できない状況でも安心して過ごすことができます。


    3.荷物が減る

    使い捨ての生理用品を使っている場合や、短時間で取り替えが必要な生理用品を使っている場合は、替えの生理用品をいくつも持ち歩く必要があるため、荷物の多さにげんなりする方も多いと思います。さらに生理が被ってしまう旅行のときは、スーツケースに結構な量の生理用品を詰めていくというケースも。「月経カップ」の場合、洗浄できる環境さえあれば同じものを再度利用できるため、生理用品の荷物を減らすことができます。


    4.環境に優しい

      「月経カップ」は、繰り返し使用が可能なため、使い捨ての生理用品に比べてゴミを大幅に減らすことができます。通常のナプキンやタンポンは、取り替えの都度、廃棄されますが、「月経カップ」は1つで数年間使用できるため、環境保護に大きく貢献します。環境問題への関心が高まる中、持続可能な選択として特に海外を中心に「月経カップ」を選ぶ人が増えてきています。


      5.買い替え頻度が減り経済的

        一度購入すれば、最長10年(メーカー基準によって異なる)使い続けることができる「月経カップ」は、長期的に見ると非常に経済的。使い捨てのナプキンやタンポンは毎月購入し続ける必要がありますが、「月経カップ」は初期投資のみで済みます。これにより毎月の出費を抑えることができ、長期的には大幅なコスト削減が期待できます。


        6.生理中のスポーツや温泉やサウナなど水場での利用が快適に

          「月経カップ」は、腟内に挿入するタイプの生理用品のため、生理期間中でも自由にアクティブな生活を送ることができます。スポーツやフィットネス、プールや海での水泳など、行動制限なく楽しむことができるのも、大きなメリットです。

          さらにお子さまとお風呂に入るときの生理にわずらわしさを感じている方も、「月経カップ」を挿入して入浴することでそのわずらわしさを無くすことができます。


          7.生理用品をつけている違和感を感じにくい

          外側に装着する生理用品の場合、デリケートゾーンに当たる違和感や濡れた感覚などを感じることもあると思います。「月経カップ」の場合は、腟内に挿入するため、身体に合ったものであれば違和感がなく、生理であることを忘れる瞬間すらあります。

          特にmurmoの「月経カップ」は、はじめての方にもお使いいただきやすい細身の形状のため、腟内での違和感を感じにくい仕様となっています。もしこれまでに大きめの月経カップで異物感を感じられた場合には、ぜひmurmoを試していただければと思います。


          8.メモリで自分の経血量を把握することができる

          「月経カップ」によっては、カップの内側にメモリがついているものがあります。murmoの「月経カップ」も5ml単位でメモリがついているので、取り出した時にご自分の経血量がどれくらいなのかを把握することができます。経血量を長期的に把握することは、ご自身の健康のバロメーターになります。

            

          月経カップ」のデメリット


          1.挿入・取り出しの難しさ

            初めて「月経カップ」を使う人にとって、挿入や取り出しは難しく感じることがあります。正しい位置に挿入するためには、少し練習が必要です。また、取り出す際にカップをしっかりと掴む必要があり、慣れるまでに時間がかかることもあります。特に初心者にとっては、このプロセスがストレスに感じられるかもしれません。なお、murmoの月経カップは、イージーラインや細みの形状などの独自設計で初めての方でも着脱がしやすい仕様にしています。


            2.洗浄の手間

              「月経カップ」は毎度使用後に洗浄する必要があります。普段は一般的な無香料の中性洗浄料で洗うだけで大丈夫ですが、毎月の生理前と後に煮沸消毒をしていただく必要があります。慣れてしまえば苦にならないですが、使い捨ての生理用品を使っている方には、手間に感じられると思います。


              3.サイズ選びの難しさ

                世の中で販売されている「月経カップ」には、サイズがたくさんあります。自分に合ったサイズを選ぶことが重要ですが、初めての購入時にはどのサイズが適しているか判断するのが難しい場合があります。メーカーによっては、サイズ選びのガイドを提供していますが、腟のサイズは個人差があり試してみないとわからず、特に海外の製品には大きいサイズも多いため、自分に合ったサイズを見つけることが少し難しいです。

                そのため、murmoの「月経カップ」は、初めて「月経カップ」をお使いいただく方に向けてあえての1サイズにしています。せっかく勇気を出して試したのに使えなかった、とならないように工夫を詰めこんでいます。小さめのMサイズで、さらに細みで少し長めの形状にしているため、着脱の難しさを最小限に抑えながらどなたにもお使いいただきやすい仕様となっています。


                4.違和感や痛み

                  初めて「月経カップ」を使う際には、腟内に異物を挿入する感覚に慣れるまでに時間がかかることがあります。また、正しい位置に挿入しなかった場合や、サイズが合っていない場合には違和感を感じることもあります。特に慣れるまでは、若干の不快感を感じることがあるかもしれません。

                  murmoでは、HOW TOビデオやLINEでのチャットサポートを行なっております。入れ方の姿勢やコツなどお伝えするとともに、慣れるまでのサポートをぜひご活用ください。


                  5.アレルギーのリスク

                    稀に、「月経カップ」の素材にアレルギー反応を示す人もいます。特にラテックスアレルギーがある場合は、シリコーン製の月経カップを選ぶことが推奨されます。アレルギー反応が起きた場合には、使用を中止し、医療機関に相談することが重要です。シリコーン製の月経カップは、ラテックスに比べてアレルギーのリスクが低いとされていますが、個人差があるため、自分に合った素材を選ぶことが大切です。murmoは生体適合性の高い医療グレードのシリコーンを使用しています。

                     

                     

                    まとめ

                    「月経カップ」はやめた方がいい、怖いと思われる方もいらっしゃると思いますが、使用方法を守ってお使いいただければ生理を快適にできる生理用品です。正しい使い方と情報を知っていただき、ご興味を持たれた方はぜひmurmoに挑戦してみてください。今よりも生理が快適に過ごせる感動を知っていただけるとうれしいです。

                    多くの方々の月経期間がより快適で自由なものになることを願っています。