わたしの生理 Vol.049 - 初経を家族に隠した小学生 ダイエットで生理が止まった中学生 留学先で初めて使ったタンポン高校生 時代とともに振り返る、これまで
R.M 21歳 大学生
初経:小学6年生(12歳)
現在の平均生理日数:5日
現在の平均生理周期:28日
現在使っているサニタリーグッズ:使い捨てナプキン
生理はどんな日ですか?
憂鬱な日
生理と聞いて浮かぶイメージは?
眠い
はじめての生理はいつでしたか?どんなはじまりでしたか?
初経は12歳、小学6年生のときでした。自分ではそのときのことをほとんど覚えていなくて、最近母に聞いてみたんです。
母に聞くと、私は生理が来たことをしばらく隠していたようです。血のついた下着があっても誰にも言わず、こっそり捨てたり、母のナプキンをこっそり使っていたらしいです。母はその様子に気づいて「生理になったの?」と聞いてきましたが、恥ずかしくて「なってない」とごまかしていました。
生理の知識は、小学校4年生の頃に学校で習っていたし、「はじめてセット」のようなものももらっていたので、ある程度はありました。自宅の母のナプキンが置いてある場所も分かっていたので、それをこっそりと使っていました。
しばらくして、周りの友達も少しずつ生理が始まっていき、生理は普通のことと自分なりに思えるようになっていって、自然と母にもナプキンのことを聞いてみたり、徐々に話せるようになっていきました。
そんなわけで、お赤飯みたいな「お祝い」はしていません。なくてよかったなと思います。
生理の状態としては、初期から経血量がかなり多く、朝起きると布団に血がつくことがよくありました。生理痛など他の症状はなかったと思います。
中学生の頃の生理はどんなものでしたか?
中学生の頃、生理が止まったことがあります。原因はダイエットでした。
当時、学校でダイエットが流行っていて、自分も気軽な気持ちでやってみたいと思って始めました。食事量が少ない生活をしていたので、ぴたっと生理が来なくなりました。
生理に無頓着だったので、止まったことになかなか気づかず、自覚したときには生理が止まって半年が経っていました。母にそのことを伝えたら「病院に行こう」と言われて、母と一緒に婦人科に行きました。診察では医師に「食べれば戻る」と言われました。
このとき、医師が鼻で笑うようなリアクションをしたのが、軽く扱われた気持ちになって、そのこともあって、婦人科には苦手意識が芽生えました。
一方、母は看護師なので、生理が止まることについていろいろ説明してくれました。「将来赤ちゃんがほしいと思ったときに影響が出るかもしれない」と言われて、ちゃんと食べようと思って、食事を戻すと、しばらくして生理も戻りました。
中学ではテニス部に入っていました。経血量は多かったですが、トイレにも行きやすく、体調が悪いときは休める環境だったので、部活で困ることはあまりありませんでした。
高校生の頃の生理とカナダ留学
高校は女子校に進学しました。女子校では、生理の話題にあまり抵抗がありませんでした。友達同士で「ナプキン持ってない?」と聞いたり、「今日生理なんだよね」「わかる、つらいよね」と話したりすることが日常的にあって、生理に関しては過ごしやすい環境でした。
高校2年生のとき、学校のカリキュラムで1年間カナダに留学しました。高校生になる頃には経血量は減っていましたが、出発前、母から「日本のナプキンをたくさん持っていきなさい」と言われ、スーツケースに大量のナプキンを詰めて持って行きました。
これまで、寝ているときに経血が漏れてシーツに付いてしまうことがよくあったので、母から「カナダのホストファミリーの家では絶対にお布団を汚さないように!」と言われ、量が多い日の夜は、おむつ型のナプキンを使っていました。海外ではこうしたタイプのナプキンがあまり売っていなかったので、日本から持っていったものが役に立ちました。
現地での生理用品の処理については、とくに問題はなく、トイレにはサニタリーボックスがあったし、ホストマザーから「ここに捨てていいよ」と言われていました。ホストシスターもいたので、誰のものか分からない状態で、気にせず捨てやすかったです。
もうひとつ、カナダ時代の生理で覚えていることがあります。それは、初めてタンポンを使ったことです。
きっかけは、ホストファミリーと海に行く予定の日に生理が重なったことでした。ナプキンだと海に入れないわけですが、ホストファミリーに「生理だ」と言うのが恥ずかしくて言えなかったんです。
どうにかしなきゃと思って、海に入るためにタンポンを使おうと一念発起。近くの薬局でタンポンを買ったものの、今度は入れ方が分かりません。あと数時間後に海に行く!という状況で焦って、日本にいる母に電話して使い方を聞きました。母が体勢などを細かく説明してくれて、その通りにやってみると入れることができて、無事に海に入れました。
大学生になってからの生理
カナダから帰国して、高校3年生は受験勉強の日々。大学進学をきっかけに上京、寮生活が始まりました。
実家にいた頃は母が用意してくれる生理用品を使っていましたが、この頃から自分で買うようになりました。普段小さいバッグを持つことが多いので、コンパクトなナプキンを選ぶようになりました。この頃からタンポンも使うようになりました。
大学では法学を学んでいます。サークルには入らず、アパレルでアルバイトをしていました。立ち仕事が多く、生理と重なるとしんどいという人も周りには多くいました。自分の場合は強い腹痛や腰痛はありませんでしたが、生理前になるとイライラしたり、食欲が増えたり、眠くなったりすることがあります。
大学ではアメリカに1年間留学しました。環境が変わった直後に2〜3か月ほど生理が来ない時期がありましたが、気にせず放っておいたら、その後はまた定期的に来るようになりました。
大学生のときにピルを飲んだこともあります。ただ、最初に飲んだピルの副作用が激しくて、結局やめました。眠気が強く、体重も増え、気分の不調もあって、生理が予定通りに来ること以外は、つらいことばかり。3ヶ月くらい飲んでみても改善しなかったので、やめてしまいました。
月経カップのこと
月経カップの存在は以前から知っていました。ただ、名前を知っている程度で、周りで使っている人もいませんでした。
私はタンポンに対してもあまり抵抗がなく、腟に入れること自体にはそこまで抵抗がありません。ただ、「月経カップを入れたら取り出せなくなる」という話を聞いたことがあり、その不安はあって、使ったことはなかったです。
その後、murmoのSNSで、医師が解説している動画を見て、それがデマだと知って、「それなら怖くない」と思うようになりました。次の生理で初めて使おうと思っていて、今はそれが楽しみです。
生理をふりかえって、いま何を思いますか?
これまで生理についてあまり対処をしてきませんでした。「どうせ生理は来るものだから」と思って、「また生理か」という感覚で過ごしていたのだと思います。
でも今は、月経カップなどいろいろな対処方法があることを知りました。生理はしんどいものだから仕方ないと思っていましたが、振り返ると、もっと自分の体をいたわる方法を考えてもよかったのかもしれないと思って、これからはいろいろ取り入れて、自分の体をいたわっていきたいです。
注釈:「わたしの生理」では、いろんな世代・環境の方が、生理とどのように向き合って暮らしてきたのか記録し共有することで、隠されがちな生理を考えて話すきっかけにしたいと取り組んでいます。特定の商品やサービスまたは対処法を推奨するものではありません。掲載されている内容はその方個人の体験ですので、感じ方には個人差があります。気になる症状などがある際はご自身で医療機関にご相談ください。